アフターコロナなのか、Withコロナなのかはっきりしない昨今ですが、
コロナによる死亡者数の増加が鈍化していることは確かなので、
3月、4月より感染は沈静化されてはいるとは思われます。
また、屋外でのクラスター発生はほとんど確認されていないので、
屋外での活動は警戒しすぎる必要はなさそうかとも思われます。
「鹿が見たい」との家族からの要望があり、奈良公園に行くことになりました。
それなりの賑わいではありましたが、
若草山のお土産屋のような食堂には、客がいない!という状況でした。
コロナ解禁後は、近隣からの客がメインになるため、
お土産屋のような食堂は、遠方からの観光客がおらず閑古鳥が鳴いている状態です。
何とか応援していきたい、、思った次第で、奈良公園について書いてみました。
「奈良公園の鹿も鹿せんべいがもらえず野生化が進んでいる」と懸念されています。
③奈良公園
芦屋から奈良公園まで、電車でも車でも1時間程度です。
車の場合、インターから奈良公園はほぼ一本道のため、渋滞することがあるようです。
奈良公園は広大なので、行きたい場所が決まっている場合は、下調べしていく方がベターです。
京都の寺は、庭園や室内の美がワンセットになっておりますが、
奈良の場合は、寺の仏像や建築物がほぼメインになります。
「奈良の寺にはなぜ仏像が何体も配置されているんだ?」
「通常、寺には仏像は一体じゃないのか?」と思う人も多いようですが、
奈良の寺では、「仏像がフルセットで配置」されているという訳です。
仏像にはそれぞれ序列があり、
〇〇如来;仏の悟りをひらいた存在で、中心に座っています。
〇〇菩薩:観音(菩薩)、弥勒(菩薩)、地蔵(菩薩)日光、月光(菩薩)等があり、
仏の悟りを求める修行中でもあるため、立っている菩薩も多いです。
「如来の脇に2体の菩薩」という「三尊」の組み合わせも多いです。
〇〇明王;不動明王が有名です。救いがたい煩悩をもつ人間を救うため、
如来の命により「怒りの表情」で教えを説いています。
〇〇天;仏教に帰依した神々で多数の種類があります。
人の救済ではなく、「如来や菩薩を守護する」ことが役割になります。
梵天、毘沙門天、四天王(東西南北に配置)、七福神、阿修羅、仁王(金剛力士)、雷神
東大寺では、奈良の大仏=如来、その脇に2体の菩薩、四方に四天王が配置(2体は頭部のみ)されておりました(その他さらに仏像があります)。
小学生や幼稚園児では、奈良の寺巡りは難しいですが、若草山の軽い山登りから、鹿とのふれあい(鹿せんべい売り場周囲に陣取っている鹿は狂暴なので注意が必要です)、通常の公園よりはるかに上品に整備された奈良公園を走り回ることもできるので、半日以上は過ごせることは確実かと思われます。