芦屋での不動産購入③3階建ての場合
芦屋の駅徒歩圏で一戸建ての建築を検討する場合、40坪前後の広さの土地であれば2階建てで必要な間取りが確保できますが、30~35坪くらいの広さの土地の場合、3階建てと迷う広さになってきます。
3階建てを検討する場合、「接道は北向き」の土地が、3階建にはメリットとなることがあります。
3階建てを建てる場合、北側斜線制限や道路斜線制限等の高さ制限を受けることになります。
北向きの土地の場合は、北側が道路のため3階部分が広く取れますが、北向きの土地以外では北側斜線制限のため、3階部分は削られて小さなスペースしか確保できないことが多々ありました。東西に細長い土地の場合、実質、3階建ては不可能な土地となるケースもあります。
3階建てにする場合、生活導線を考えると出入り以外は、2階と3階部分で生活がまわせるのが理想です。そのため、1階部分はビルトインガレージの設置や、趣味や仕事関係の部屋、物置兼客間等の予備の部屋にするのが無難になりますが、3階部分が削られてしまうと、広さ的にどうしても一階を使わざるを得なくなってきます。
3階建ての場合のおススメ
① 水回りは2階もしくは3階が無難:1階にあると階段の登り降りが面倒
② 洗濯機はドラム式:北側に水回りを配置するので南側のベランダまで距離がでる
子育て中は、洗濯が天候に左右されると能率が悪いので、乾燥機が機能するドラム式一択です。
③ 大手ハウスメーカーの3階建ては、2階建てよりさらに建築コストが跳ね上がります。3階建ての場合は、大手ハウスメーカー以外の方が無難かもしれません。
④ 庭が機能しないので、奥行きが2m以上のバルコニーがあると便利
リビングを少々削ることになっても、バルコニーの奥行きがある方が何かと便利で、2m×4m位のプールがおけると小学校低学年までは重宝します。また、2家族くらいであればバーベキュー等も可能になります。
「3階建て一戸建ては不便だ」「階段を上るのはしんどい」との意見を聞くことがありますが、接道が北向きの土地の場合、3階建ての検討の余地は出てくるかと思います。