「将来的に不動産は30年後、40%値下がるので、賃貸一択です!」や、
金持ち父さんのように「自宅より先に収益を生む資産を買いなさい」等、
賃貸を推奨する人もいるようです。
どうやら、
不動産購入の頭金を運用したり、
子供の独立後は月6万円の賃貸に住んだり、田舎に引っ越す
というのを想定しているようですが、
子供の独立後、6万円の賃貸や知らない土地での生活が現実的か?となります。
この問題も、不必要になった時点で「売却は可能か?」ということが最重要で、
「無料でも買い手がつかない」というエリアの不動産を除けば、
永住する予定の場合は、購入しても賃貸より大損をすることはありません。
5000万円の物件のケースですが、
「40年後に1000万円程度」で売却可能であれば、賃貸より購入の方がお徳になります。
マンションは築5年で25%、築10年で40%価値が減り、
築20年で60%価値が落ちそれ以降は緩やかな下降になります。
今後予想通り地価が40%下落した場合、
マンションの価値は40年後に20%程度(=1000万円)残る計算になります。
(一戸建ての場合は土地が残るので36%程度?)
ちなみに、、
2017年、2018年のマンションの10年後のリセールバリューは
芦屋市は1.05、1.10(京都、大阪、三宮の中心部は1.5)となっています。
つまり、5000万円の新築マンションであれば、
2007年に購入していた場合、2017年には5250万円
2008年に購入していた場合、2018年には5500万円で売却できた
ということに芦屋ではなっています。
2008年頃も「住宅は供給過剰で値下がり必至、賃貸一択」と言われていました。
今後はどうなるのでしょうか??